石綿の種類によって中皮腫の発症リスクは違うの?

アスベストに関する問題を掲載しております。
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【問題】〇か×でお答えください
中皮腫の発症リスクを石綿の種類別にみると、クロシドライト(青石綿)が最も高く、アモサイト(茶石綿)がこれに次ぎ、クリソタイル(白石綿)は比較的低いといわれている。
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【答え】〇

中皮腫とは、胸膜、心膜、腹膜等のしょう膜腔を覆う中皮表面及びその下層の組織から発生する、きわめて予後不良な悪性腫瘍(がん)です。

中皮腫発生の8割程度は、石綿に起因するといわれています。

石綿の種類によっても発生率に差があり、クロシドライト(青石綿)の危険性が最も高く、アモサイト(茶石綿)がこれに次ぎ、クリソタイル(白石綿)はクロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)よりも危険性が低いといわれています。

~アスベストの概要~

アスベスト(石綿)は、天然の繊維状鉱物で「いしわた」や「せきめん」と呼ばれています。
アスベストの繊維は極めて細く、吸入すると肺がんや中皮腫などの原因となる可能性があることが知られています。
2006年(平成18年)9月から輸入、製造、使用などが禁止されていますが、それ以前に着工した建築物等には
アスベストが使用されている可能性があるため、解体工事等を行う際のアスベスト対策の規制が強化されています。

この記事を書いた人

武蔵台LABO

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