アスベスト含有建材の「レベル」はどのように分類されているのか?

アスベストに関する問題を掲載しております。
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【問題】〇か×でお答えください
アスベスト含有建材の「レベル1~3」は、アスベストの種類により分類されている。
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【答え】×

アスベスト含有建材は、粉じんの飛散のしやすさ(発じんの度合い)により「レベル1~3」に便宜的に分類されています。

レベル1は、もっとも飛散性の高いアスベスト含有吹付け材であり、建築基準法で規制されている吹付けアスベストなどが分類されます。次いで飛散性の高いレベル2にはアスベスト含有保温材、断熱材、耐火被覆材が分類されます。レベル3はそれ以外のアスベスト含有建材が分類され、主にスレートや岩綿吸音板などの成形板の仕上げ材料が多くあります。

各レベルごとに、規制内容も異なります。石綿障害予防規則(令和2年7月1日公布)改正後の規制内容は、以下の通りです。

~アスベストの概要~

アスベスト(石綿)は、天然の繊維状鉱物で「いしわた」や「せきめん」と呼ばれています。
アスベストの繊維は極めて細く、吸入すると肺がんや中皮腫などの原因となる可能性があることが知られています。
2006年(平成18年)9月から輸入、製造、使用などが禁止されていますが、それ以前に着工した建築物等には
アスベストが使用されている可能性があるため、解体工事等を行う際のアスベスト対策の規制が強化されています。

この記事を書いた人

武蔵台LABO

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